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トカトントン、が聞こえる

最善の判断をしたはずなのに、実は「トカトントン」だったのかもしれない、と考える男のメモ
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日本の社会格差から何が生じているのか
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    毎日新聞のサイトで公開されている「縦並び社会 - 格差の現場から」の記事を読んで考えたことを記しておきたい。

    日本国民は、きっと世界中でもかなりおとなしい方にはいるはずだ。政治家が汚職で辞職しても、銀行が不祥事を起こしても、社会の格差が拡大したと感じても、抗議活動はせず、怒ることもない。デモをするわけでもなければ、抗議ビラをまくわけでもない。なぜこんなに我慢ばかりするのか、フラストレーションがたまっているはずなのに、それはどこに吸収されているのか、とても不思議に思っていた。

    ふと気付いた。日本では、フラストレーションがたまってきた人々は、社会のルールを陰で破るのである。IT関係で言えば、Winnyで違法なファイルを公開・ダウンロードしたり、DVDをコピーしたり、2ちゃんねるで他人の悪口を書いたり、“釣り”を仕掛けたりする。あるいは、匿名でブログに嘲笑するようなコメントを書く。

    あるいは、逆に他人のルール違反に過敏になる人もいるだろう。私などは、電車の車内で携帯電話で話す声がひどく気になる。携帯電話に対して妨害電波を出す機器が売られているようなので、それが欲しくなるくらいだ。これはきっと、生活から感じるフラストレーションがたまってきているのだろう。他にも、たとえばホリエモンのように、カネも名声も持っていた人間が、一転して犯罪者として報道されると、みんな「安心して」悪口を言い始める。あるいは、ワイドショーで悪口を言うコメンテーターに頷く。

    私自身は、幸いなことに社会のルールを影で破りたくなるほどには、フラストレーションはたまっていないようだが、日本社会にはそのようなフラストレーションのたまった人たちが、確実に増えているような気がする。ニートの増加もその一部の現れだろう。フリーターや低賃金で働く派遣社員が増えていることは、将来的に社会に対するフラストレーションを拡大させる可能性が高い。

    我々は、このフラストレーションを本来向けるべき相手に向けることはできないのだろうか。
    | 社会 | 01:28 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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