トカトントン、が聞こえる

最善の判断をしたはずなのに、実は「トカトントン」だったのかもしれない、と考える男のメモ
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「天下りあっ旋全廃に反対したらもう自民党には票を投じない」バトン

Life is beautiful」さんのところで見たエントリに反応する。

この議員の発言は、「官僚は給料が安くても、不夜城と呼ばれる霞ヶ関でサービス残業で死にそうになっても、最後には天下りして甘い汁が吸えるからがんばっている」と言っているに等しい。

 これは官僚を侮辱した発言だし、そもそもインセンティブの与え方が間違っている(参照)。優秀な人に、国民のために霞ヶ関で長時間働いて欲しいのであれば、その働きに見合うだけの民間並みの給料を払うべきだし、残業手当も出せば良い。税金をそういうことに使うのはごく当たり前のことで、ちゃんと説明すれば国民を納得させることは可能なはずだ。


以前、国家公務員の親を持つ知人に聞いた話だが、国家公務員になると、2年ごとに異動で転々としなければならなかったらしい(今はどうか知らない。また、「上級国家公務員」に限る話かどうかもしらない)。給与水準は多少高いのだろうけれど、勤務時間は長い。男女の区別はないので、女性は家庭を尊重して退職するか、独身のままいるか、別居を我慢するかを強いられる。男性もまあ同じか。

しかも、身につけたスキルを生かした転職は基本的に不可能だ(何しろ、雇用者が世界に1つしかない日本国だし)。いや、転職できないわけではない。しかし、スキルを生かして民間に転職をすると「天下り」だと言われる。

天下り斡旋全廃には賛成だが、国家公務員の労働環境を改善する必要はあるのではないか、と思う。天下り斡旋全廃と国家公務員の労働環境改善は、セットで論議しなければならないのではないか。

なお、当然ながら、事実誤認があれば、以上の議論は成立しない。
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